手術中の合併症 |
後襄破損 |
手術中に水晶体の皮(=カプセル)が破れる事です。
程度によっては一度に眼内レンズが移植できないこともありますが、当院では全例にレンズ移植を行っています。
参考までに、当院での破損率は、最近のデータで 2例/214例=0.93%です。
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核落下 |
後嚢破損と共に水晶体の核片が眼内に落下する事です。大きな核片が落下した場合、硝子体手術が必要となりますので、設備のある病院へ紹介となります。
私は今までに約1300例の白内障手術を行っていますが、これは研修医時代2例経験しました。
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手術後早期の合併症 |
角膜混濁 |
眼の表面の角膜に炎症が生じると角膜が浮腫を生じて曇ったり、皺がよったりし、早期の視力回復を邪魔しますが、これは一時的なものです。
高齢、糖尿病、角膜疾患歴などがリスクファクターですが、一週間くらいで治ります。
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感染症(細菌性眼内炎) |
我々眼科医が一番恐れている合併症です。
当院では手術室・器具・スタッフすべてに十分な消毒体制を敷いています。私自身はこれを経験したことはありませんが、平均数千例に一例は日本のどこかで起きています。
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これを起こさない為、私は強角膜切開+スロー・サージャリーの概念で手術に望んでいます。もし生じた場合は速やかに2次病院に紹介・手術が必要です。
当院が火曜日に手術をしている理由ですが、これを見逃さない為には術後3日は診察が必要です。3日目は金曜日なので、もし万が一眼内炎が発見されても速やかに紹介・手術が可能です。金曜日なら市中病院は普通に対応してくれます。 |
手術後晩期の合併症 |
黄班浮腫 |
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術後1ヶ月くらいから、網膜の中心・黄班(おうはん)に水がたまり視力が低下します。糖尿病やブドウ膜炎等の自己免疫疾患既往等、目に炎症が生じやすい方に生じやすいです。自然治癒しない場合は目薬や注射で治療します。
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後発白内障 |
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手術後数ヶ月〜数年たってから眼の中に残っている水晶体嚢(=カプセル)が濁ることがあります。
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視力に影響がでればYAGレーザーで濁りを蒸発・除去します。入院は必要ありません。レーザーにより元の視力に回復可能です。
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○当院では白内障手術に関する簡単な小冊子を作成しています。
ご希望の方はお問い合わせ下さい。
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